作品の部屋

モブ中のモブとして召喚されました

気が付くと俺はこの世界のモブとして召喚されていた。 
それも最弱といわれる歩兵種として。
3417というのがこちらで俺に与えられたナンバーだった。
ナンバーズと呼ばれるただの兵器として、俺は命令に従って戦う。
ナンバーズは、従順で、文句も言わない、生きた道具でしかない。
俺も感情を切り取られたまま、戦場で戦っていた。
そんなある日、俺たちの部隊は下手な指揮で全滅する。
部隊で生き残ったのは俺も含め三人だけ。
強い上位種も導入されて使い道がなくなった俺たちを、監督官たちはお払い箱にし、実験的に国境の村に送ることを決定する。
そこで俺たちの面倒を見ることになったのは、ド素人の村娘だった。

「クリアテス戦記」というゲームを再現した世界での冒険物語。

ただの駒として召喚された少年は……

小説になろうに投稿(2019年12月) オカメ香奈名義

 豚の矜持

ある朝起きるとわたしは豚になっていた。

一部の熱狂的なファンにうけたあやしい乙女ゲーム「華の学園」。
その世界にわたしは転移していた。

数多い美形達に囲まれて学園生活を満喫するゲームの世界。
しかし、わたしはこともあろうに豚公爵とさげすまれる悪役令嬢の父、
ウィリアム・ゴールドバーグにとりついていることに気がつく。

なんでわたしだけ超デブの悪役親父? それも、死亡エンドしかないキャラなんだ?

定められた死にエンドを回避するために、わたしは仲間とともに奔走する。

小説になろうに投稿(2019年5月) オカメ香奈名義

光輝のフラウ 最下層の僕と追放された公女様

すべての物事がレベルで決まる星の帝国で、アークは最低ランクの”黒の民”だった。昔だったら、民としても認められないレベルのアークは辺境の地で新米兵士として雑用に追われている。そんな彼のところに、女兵士が見習いとして送られてくる。かわいい女の子がくることを期待していたアークの前に現れたのは、まだ幼い女の子だった。追放された公女様と最下層民の兵士は互いに協力して、辺境の地を変えていく。

小説になろうに投稿(2020年~2021年)

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