1 気の重くなるような展開
Life is strange2 亀の歩みのように進んでいます。ただいま第三章終了です。
なかなか進みません。おかしいなぁ。前作はもっとサクサクと進んでいたはずなのになぁ。
理由は単純です。リアルが忙しいというのはさておき、内容が……重い。
先に進むのが怖くなるような重い内容です。マッシュルーム、カムバック!!!!
それも、現実世界とリンクしています。
Black lives Matter?
この標語、こちとらの英語力をはるかに超えた英文なのですけれど、うん。Matter って物質だよね。大切? 重要?
それなら、ショーン lives matter!!!!!
おにいちゃん、不憫です。なんでこんなに、不憫なのかな?
2 アメリカの暗部、怖い
弟君との家族愛の話なのですか? これは? 唯一の仲間である弟君も含めて全力でお兄ちゃんを地獄に叩き込んでいる気がします。
一度足を踏み外すとどこまでも落ちていくという蟻地獄を見る思いで、なんだか、胸が痛いですよ。
やっと、保護者らしい保護者の元で暮らせると思ったら、追い出されるし。働こうにもあるのは不法な職場。そこでも不法就労者ということで搾取される……ブラックな社会がそこに広がっています。
中の人たちが、これからはよくなるよとか、将来の夢を語ったりするのだけれど、ショーン君がブラックから抜けられない気配がひしひしと伝わってくるんだよね。先を進めるのが無茶怖いですよ。一気に殺されるというよりもじわじわと押しつぶされていくような、そんな空気です。これが、いまの、アメリカを反映した空気なんだろうな。
もちろんこの物語はゲームで、フィクションなのだけれども、日本ではこの話は作ることはできなかったでしょう。少年が大〇工場で働いて金を稼ぐという発想がそもそもないよ。地下の建設現場が関の山だよ。日本の〇麻工場は人を外部から雇って作るなんて大規模なものはない(、ことを祈る)。そして、ショーン君、その不法労働者の集う不法コミュニティを楽しいとか思い始めているんだよ。青少年の健全な育成はどこ?
そういえば、このゲームR指定付きだったような気がします。エロでもグロでもないのに、どうしてR指定と思ったのですが、なるほど、こういうものを扱っているからですね。日本では大〇は違法だからなぁ。
弟のダニエルがこの生活を嫌いだといっているのはわかる気がします。この子は、きっと、善良なアメリカ市民の生活を望んでいるんだね。だから、残してきた友達や優しい祖父母やクリス君たちを懐かしんでいる。メキシコ(アメリカから見れば不法移民を送り込んでくる国)に行こうとしているショーンとだんだんそりが合わなくなってきているのでしょう。
でも、ショーン君が道を外れた原因はダニエル君ではないですか。そのあたりの自覚もなく普通の暮らしを望まれても、ねぇ。子供だから仕方がないのだけれど。ずーっと弟君のしりぬぐいをして歩いているような気がして。無事メキシコにたどり着けるのかな?
もう、三章までで十分痛いです。あいたたた。
元来、オカメはハッピーエンドが大好きなんだよ。主人公が無双して、バリバリと爽快に活躍する活劇が好物(のはず……自作は除く)。
これから、きっとショーン君は裏社会でのし上がるんだ。〇麻を売ってのし上がって、プエルトリコのビーチでココナッツジュースを飲むんだ。ドンとして君臨し、敵対するものは全員粛〇して……それはそれで、黒い話か。
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