キングダムカムデリバランス2 をやってみた。DLC「BRUSHES WITH DEATH」クッテンバーグ編

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前編で、トロスキ―地方から実家のあるクッテンバーグに戻るというヴォイタさん。ヘンリー君もあれやこれやがあってトロスキ―地方から移動しないといけませんからね。(シナリオ的に)
あれだけのことをやらかしたのに、淡々と受け入れてくれるトロスキー地方の皆さん、ありがとう。時々、おまえ、逃げたほうがいいよ、とアドバイスしてくれる人はいますけれど、基本的に前と態度は変わりません。

1 ヴォイタさん、実は有名画家のようです 「悪夢」

というわけで、クッテンバーグに移動します。ヴォイタさんの工房はクッテンバーグに西門にある噴水からすぐの場所にあります。ものすごく、いい場所だと思います。交通の便もいいし、近くに宿泊できる酒場もあります。かなり、売れっ子の絵描きなのでしょう。

さて、尋ねてみるとヴォイタさん、新しい傑作を描こうとウキウキです。絵の素養のないヘンリー君に絵の感想を求めるくらいには。長い間の努力が実って、セドレツ修道院から聖画の依頼があったのです。この時代、修道院からのお仕事は権威のある仕事だったみたいですね。

1 悪縁は切ってしまいましょう

しかし、そこへ旧知の仲の画家、ベリッシモが現れます。彼はヴォイタさんの仕事を横から奪って、挙句にそれを自慢してきます。前にも同じことをしていたみたいですね。ヴォイタさんだけなら、ここで泣き寝入りすることになったでしょうが、今は何でも屋ヘンリー君がいます。さぁ、奪われた仕事を取り返そう。

男前という意味なのか? 男前??? 蓼食う虫も好き好き?

2 お風呂屋さんも情報の宝庫です

ヘンリー君は馬市場近くのお風呂屋さんに情報収集に向かいます。

ここは、若かりし頃のヴォイタさんとベリッシモも足しげく通った場所。今はイタリアから戻ってきたベリッシモさんの下宿になっているようです。

ここアダムの浴場ではほかのクエストで散々悪さを働いたので、出禁にされていると思っていました。でも、女将は友好的でしたよ。まぁ、さんざん犯罪を犯したトロスキ―城でも大手を振って出入りできたくらいです。この時代の人たちはゲームシステム的に忘れやすいのでしょう。

女将の話によると、ベリッシモは毎日大酒を飲んでは酔いつぶれて、宿屋の向かいにあるアトリエに放置されるのが常らしいです。さっそく、こっそりとベリッシモさんのお部屋を見学に行きます。彼の部屋はアダムの浴場の3階、主人や女将の部屋とか、浴場婦たちの部屋がある階にあります。女将は2階といっていましたが、オカメ的には3階カウントです。

酒臭いという表示が出るので、すぐにわかると思います。

ベリッシモさん、酔いつぶれてお休みでした。横のキャビネットの上に文書が置いてあって、ベリッシモさんが無料で絵を描く条件でこの仕事を受けたのだとわかります。ただ、過去と未来の罪を許してもらうために、ミサをささげてもらう契約です。そんなに地獄行きが怖いのか、と日本人としては首をかしげるような対価です。が、ベリッシモさん、腐っても敬虔な信者なのでしょう。行いは悪いですが、大層、罪深いことをしたという意識はあるみたいです。

その、地獄行きの罪はベリッシモさん自身のメモによってわかります。メモのある場所は、彼のアトリエのチェストの中です。

アトリエはこの庭の中にあります。ベリッシモさんから鍵もいただいていたほうがいいのかな?

後々、使えるネタなので、のぞいておくといいかもしれません。深酒はともかく、修道女と楽しいことをした、とか、聖具室をトイレ代わりにしたとか、神父にゲロを吐いたとか、なんでしょう? これが大罪ですか? 個人的にはヘンリー君のほうがよほど罪を犯しまくっているような気がします。中世の罪の意識と、現代人の罪の意識は違うのかな? 確かに、罰当たりな行為で、神様にたたられそうですけれどね。(日本の神々なら祟りますね。確実です)

3 あれだけのことをされたのです、少しくらい悪戯してもいいよね

さぁ、ヴォイタさんに報告です。ヴォイタさん、過去の恨みつらみも含めて、ベリッシモさんを追い出す作戦に大乗り気です。ヘンリー君の集めてきた材料で、特製の衣装を作ります。地獄の魔王にコスプレしたヘンリー君がベリッシモさんを追い出す算段です。材料(面を覆うタイプの兜、松明3本、卵5つ)は全部クッテンバーグの町で買うことができます。もちろん、ヘンリー君のチェストから調達することも可能です。

次にやることは、ベリッシモさんを真夜中にアトリエのある庭に招待することです。昼間で正気な間は、コスプレであることがばれてしまうので、ベリッシモさんを酔わせなければいけません。部屋で酔いつぶれてしまっては困るので、部屋のチェストから酒を抜いて、下の酒場にベリッシモさんが降りてくるのを待ちます。宵の間は風呂に入ったり、女の子と遊んでいたりします。不埒な奴め。酒場に現れたのは21時過ぎでした。

ベリッシモさんの部屋のチェストからシュナップス5個を抜きます。

ここから、ベリッシモさんとヘンリー君、さしで呑みます。酒のスキルが低いのなら、抑え酒のポーションに頼ったほうがいいかもしれません。しばらくすると、ベリッシモさんが酔いつぶれてしまいます。酔っ払いは、いつものアトリエに……運ぶのか? また、人を。

一応、女将が心配してきます。でも、すぐに放置ですよ。かわいそうですね。

ここから、魔王コスプレ・ヘンリー君によるベリッシモさんへの断罪劇が。

ヘンリー君、ノリノリです。こういう話、大好き。ベリッシモさんには気の毒ですが。

酷い……ちょっとベリッシモさんに同情です。

2 ここから2種類の連続イベントが現れます

さて、無事にベリッシモさんをローマへの巡礼の旅に出発させることができました。
ヴォイタさんも大喜び……かと思いきや?

ここから、二種類のクエストが現れます。

一つは、ヴォイタさんの過去を探るクエスト

もう一つは、ヴォイタさんの依頼を解決するクエスト

それぞれが二つの連続したクエストで構成されています。どちらを先にしてもいいし、並行して依頼を解決することもできます。自分は両方を並行して進めました。一回、ヴォイタさんを訪問すれば二つのクエストをこなせるので、効率がよかったです。

1 ヴォイタさんの仕事を手助けする連続クエスト

1 穢された名誉

1 ただ、絵具の材料が欲しいだけなのです

ヴォイタさん、プシトクで建設中の砦の壁に絵を描いたのですが、依頼人が報酬のラピスラズリを渡すことを拒んでいるというのです。ラピスラズリは美しい青を発色させる、有名な顔料です。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に使われている印象的な青も、ラピスラズリの青でした。画家であるヴォイタさんはこの宝石が欲しいのです。宝石をもらうか、できなければ、出来上がった絵に文句を書き加えてこい。これが依頼でした。

プシトクで建設中の砦に赴いて、注文主である執行官に話をします。執行官、ラピスラズリをこの砦の建設の視察に来ている麗しいご婦人ムニシェクのアデラに捧げて、気を引きたいみたいです。自分のかっこいいところを披露したら、彼女の注意を引けるかも……涙ぐましいというか、浅はかというか、そのためにヘンリー君に当て馬になってほしいと……

2 女性の口説き方をカポン卿から学びましょう

まず、柳の木の下で休んでいるアデラ夫人に声をかけます。ここで執行官のたくらみをばらすか、執行官の目論見通り夫人を侮辱するか、を選びます。

夫人の隣に猫がいます。猫、猫もいいよ、かわいいよ。ヴォイタさんのアトリエにもいて、癒されます

どちらにしても、完全武装の執行官が現れて、ヘンリー君に決闘を挑むのですが……

この執行官、弱いです。ゲームクリア後のバリバリにスキルを上げた最高級鎧を身に着けたヘンリー君に有効な一撃を与えることはなかなかできません。

こちらが、決闘に勝つ算段ならともかく、負けるのは難しいです。

なので、負けたいときは全裸プレイで。服をわざわざ劣化させる必要はないですよね。

夫人にも、「あら、あなた、裸で?」みたいなことをいわれますが、仕方ないですね。(ただの変態ストーカーに見えます)

この格好だと、ただの変態です。

上手く負けることができれば、上機嫌の執行官にラピスラズリをもらえます。いや、夫人には八百長試合なのを見透かされているような気がするのですが……

3 落とし前はつけてもらわないといけません

もちろん、ヘンリー君が勝ってしまうと執行官は怒って立ち去ってしまいます。報酬のラピスラズリはもらえません。

この場合、選択肢は二つです。

・絵に「このケチ野郎」と、文言を書き入れる(これは実績の解除になっています)

・ラピスラズリをこっそりといただく

どちらをするにしても、夜に忍び込むのがいいと思います。昼間は夫人の護衛が見張っているからです。(ただし、夫人に八百長を打ち明けていれば、にやりと笑って、緊急の用事を思い出すようです)

落書きをするのは、三階の執行官の部屋の絵です。素敵な絵ですね。

夜は建築中の建物ということで、梯子を使えば門を通ることもなく侵入できます。見張りは独りだけなので、タイミングを見計らって塔に侵入すれば、執行官のお部屋に忍び込むのは簡単です。お絵かきも盗みも楽々できます。(お絵かきをすると執行官が目を覚ますので気を付けてください。追いかけまわされて、当分出禁です。気絶させるのが一番かな?)

ラピスラズリを手に入れるか、お絵かきをするかして、ヴォイタさんに報告です。両方をやって報告すると、やりすぎだと顔をしかめられます。ラピスラズリを自分の物にもできますが、やはりここはヴォイタさんに渡して有効活用してもらうほうがいいと思います。

2 悪の根源

1 今ならどんな治療ができるでしょうか

そしてこのクエストの次に現れるのが、「悪の根源」というクエスト。

ヴォイタさんのお薬を作るイベントです。このDLCの中心人物であるヴォイタさん、ひどく精神を患っているのは初見でわかります。トロスキ―の時から、おかしいとか、悪魔付きとか、いわれてました。それ故に、本人も人知れず治療方法を探していました。有効だったのは、怪しい薬屋からもらった怪しい薬です。大丈夫なのか?

とはいえ、その薬を飲むと症状が和らぐのだそうです。自分は専門家ではないので、ヴォイタさんの患っている病気がどんな病名かはよくわからないのです。でも、幻覚や幻聴、妄想など、現代であれば心のお医者様にかかる案件だと推察されます。この時代だと、この手の病気はかなり危険だと思います。それこそ魔女扱いされて火あぶりになるか、逆に聖人として祭り上げられるか、狂人として閉じ込められてそのまま、という結末もあったかもしれません。

ヴォイタさん自身もそれを自覚していて、これまで病気のことは隠したようです。しかし、薬が切れてしまった。それも、ここ一番という仕事を受けたときに。

2 材料は奇抜なものばかりです

薬の原料は

・マンドレイク

・川真珠

・セージ

です。

クエストを受けた時点で、レシピが入手されます。あとは、材料を見つけて作るだけ。

なんですが、手に入れるのが結構大変です。そのあたりに生えているセージはともかく、他ふたつは初めて登場する材料です。

3 マンドレイクの悲鳴を聞くと死んでしまうというのは迷信ですか?

最初に、クッテンバーグで手に入れられるマンドレイクから。マンドレイクといえば、ハリーポッターのイメージが強すぎて、本当にあるとは思っていませんでした。あの、ギャーっと叫ぶ奴です。実在の植物だったんですね。それも、ちゃんと薬草……

本作に出てくるマンドレイクは墓場に生えるらしく、墓堀人のフランティシェクのところへ行ってもらわなければなりません。

そこで対価として要求されたのは、喧嘩……遺体漁りをする不埒な奴らを懲らしめるお仕事です。この墓堀人、クッテンバーグ地方のチャンピオンだから、一人でも大丈夫そうですけどね。さっくりとお仕事をこなして、アイテムを手に入れます。

クッテンバーグチャンピオン、年を取ってもなお強気です。
4 真珠といえば、日本の特産品です

次に手に入れるのは、川真珠です。川で取れるなんて知りませんでした。真珠といえば、海……三重県の産物だと思ってました。西洋でも取れたんだ。それで、真珠とりに出かけます。場所はジンブルグ城跡の下にあるきれいな川です。

きれいな川沿いです。今でも真珠がとれるのでしょうか?

現地に着くと、すぐに先に真珠を探している人たちがいます。分けてもらえないかと頼む前に襲われました。話もできないんかい。いつものように、チクチクと戦闘します。川真珠は隊長が1つ所持しているほかに、彼らの野営地の中のチェストにも3つ入っています。

5 目指すは最高品質です

これで原料はそろいました。(セージはそのあたりで適当に調達)

調合台で薬を作ります。ここで、最高のヘンリー品質の薬を作ると、実績が手に入ります。さんざん薬を作ってきた(頼ってきた)から、これは楽勝ですね。

最高品質の薬を渡すと、ヴォイタさん、とても喜びます。友人が喜んでくれるのはありがたいですね。

2 ヴォイタの過去を探る連続クエスト

1 過つは人

もう一つの連続クエストはヴォイタさんの過去をめぐる話です。

好奇心旺盛なヘンリー君、謎に満ちたヴォイタさんの過去に興味津々です。しつこく教えてくれと頼んだところ、かつて住んでいた場所を見てきてと送り出されます。クエスト「過つは人」の始まりです。

場所はマレショフの東、ぽつんと立っている地下倉庫(?)です。ただの掘立小屋じゃないのか?

いってみると、変な男に襲われます。ヴォイタさんはまだ理性がありますけれど、彼はほとんど理性が飛んでいました。とりあえず、落ち着かせてから話を聞きます。正直、脈略のない語りなので何をいっているのかよくわかりません。ただ、どうやら彼の名前はリヴォルであること、ヴォイタ(本物)は死んでいること、それもブルクハルトに殺されたということが分かります。

リヴォルさんも患っています。治療が必要だと思います。

それなら、今いるヴォイタさんは一体誰なんだ?

リヴォルは折れた剣をヘンリー君に渡します。呪われた?剣です。

戻ってから、ヴォイタさん(実は偽)に問いただしますが、ヴォイタさん、自分の本名を忘れた(あるいは、故意に忘れている)みたいです。なんてこった。

2 神の思し召し

1 貴方の名前を教えてください

続けて頼まれるのは、ヴォイタ(本物)の墓参りに行ってほしいということ。これが次のクエスト、「神の思し召し」です。

場所は、廃墟と化したメドレス郊外の森です。メドレス、あそこは通るたびに襲われるのであまり好きな場所ではないんだが。ヴォイタさんの説明でたどり着くのは大変でした。いつも迷うのですよね。はぁ。

メゾレスのこの納屋を目指して、このまま真っすぐ、柵に行き当たって右です。その先は小道がついています。

墓はすでに荒れていて、それをきれいにしたヘンリー君。お祈りをします。

ちなみに、木に文字が刻まれています。RとVとLです。

薄くて分かりにくいですが、RとVとLと刻まれています。

戻ったヘンリー君にヴォイタさんは過去の出来事を話してくれますが、自分の名前は忘れてしまったと話してくれません。(ここですべての話を聞き出すと、また実績が手に入ります)

いろいろ調べてみたのですが、どうやらヴォイタさん(偽)の本名はRichardなのではないかと、いわれているようです。最後のムービーで頭蓋骨が、チェコ語で、リヒャルド、人殺し、といっているという考察がされていました。

……チェコ語、一言も知らないよ。そんなの、日本人には聞き取りすら無理だよ。

本当ならば、チェコ本国のプレイヤーにボーナスですね。うらやましいなぁ

2 取れる人はとってくださいね

もう一つ、ここで手に入る実績があります。

リヴォルさんにもらって剣を修復して、親切に返すと、大変なことになるという実績です。内容は実績の説明にも書いてあるので、まぁ……

この実績、自分は何回か挑戦しましたが、うまく実績解除できていません。どこを間違っているのか。選択がでてこないんですよね。

3 画家はすべての秘密を話してくれるだろうか「お目見え」

1 制作は佳境です

そして、このDLC最後のクエスト「お目見え」

セドレツから受けた聖画の作成に行き詰ってしまったヴォイタさん。それを助けるためにヘンリー君は同時に注文されている聖像を受け取りに大工のところへ向かいます。大工の家はクッテンバーグの中、入り口近くでご近所さんですね。

そこで話をして分かったのは、聖像の納品が遅れているのは、弟子のひとりクルードシュがマリア像を盗んでしまったためだということです。それも、盗賊に売りに行くという。そして、取り戻しに行くのはもちろん、ヘンリー君。もうここまで来たら、どんな依頼でも解決しましょう。

盗賊の居場所は、デンマークとマレショフの間にある森の中です。道のそばにある小屋に落ちていたクルードシュのノミをマットにかがせて、案内させます。やはり、マット、かわいいよ。

近場にファストトラベル地点がないです。面倒です。

ここの盗賊は話し合い(金)で解決することもできます。が、なぜかわからないけれど、自分は襲われてしまいました。マリア像とクルードシュの解放で1000Gくらいお金がいるので、めんどくさい人は戦闘してもいいかもしれません。

そして、首尾よくマリア像を持って帰ると、最終イベントです。

あ、その前に大工のところへ寄りましょう。そこで、クルードシュの同僚のスティラウと話すと実績が手に入ります。

2 エンディングは3つあるということですが

公式によれば3つのエンディングがあるとのことですが、自分が見たのは2つだけです。

基本、最後の選択肢だけで分離するみたいなので、どちらも見ることができると思います。

依頼の品を完成させる あるいは 破壊する。

この二つの選択肢でそれぞれムービーが出ます。

第三のエンディングはどうやれば出るのでしょうね。請う、情報!

どちらが良いエンディングか悪いエンディングか、自分には判断できませんでした。

どうなんだろう? 実際にこういう病が落ち着いたと判断されるのは。専門家の意見を聞いてみたいですね。

ちなみに、最後に渡される骸骨をヴォイタ(本物)の墓に収めると、実績が手に入ります。個人的にはこの骸骨を手放せた、ということが病から少し抜け出すことができた、ということなのかなと思ってみたり。

関連クエスト
BRUSHES WITH DEATH トロスキ―地方

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