キングダムカムデリバランス2をやってみた 「必要悪」

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このクエスト「必要悪」は前回、「再び騎乗へ」での結果によって大きくシナリオが変わるクエストです。前と連続したクエストとしてこまめにセーブしながらプレイ推奨です。

さて、前回、フォンベルゴーに盗賊を一人捕まえたと聞かされたヘンリー君。あの野郎、自分たちがろくな情報を引き出せないからといって、ヘンリー君たちに暗に拷問するようにすすめてきます。いや、別に、拷問なんてしなくてもいいんだけどね……でも、君たち、やりたいよね、みたいな思わせぶりな態度です。うっかりそれにのってしまうハンス君。若いですね。

やれと言ってるじゃないか。圧力をかけられています。

1 尋問のスタイルは個人の自由です

まず、オットー・フォン・ベルゴー卿にネバコフの報告をした後、部屋を出ます。ここでしばらく自由時間です。すぐに尋問しなくても構いません。残されたサイドクエストや、この時間でしかできない「トロスキ―の悪魔」などをゆっくり片づけることができます。DLC第一弾のBRUSHES WITH DEATHのトロスキ―編も攻略することができます。

このクエストが終わって、「勝利のために!」の宴会に入ってしまうと当分自由行動ができないので、トロスキ―地方を隅々まで楽しみましょう。(再び戻ってこれるのはクッテンバーグ地方に移動して少したってからになります。おまけに移動で200Gもとられます)

カポンと話をした後、地下へ行き、拷問部屋に向かいます。拷問してね、とフォンベルゴーに仄めかされていますが、普通に尋問するだけで話してくれます。なるべくいい服を着て、会話能力を上げて挑めば、拷問なくても情報は引き出せます。キツネの薬や香水の力も借りて能力値を爆上げしてから挑むと楽です。もちろん、Sプレイが好きな人は趣味を満喫できます。パンツ一丁で楽しむこともできますよ。(それはそれで、別の世界に行ってしまっているかも)

ねちねちと質問しなければいけません。面倒ですね。

以前に何かの本で読んだのですが、拷問って情報を求めていた場合あまり有効じゃないみたいですね。痛みと恐怖に負けて、あることないこと話す人間は多いので。尋問する側が真実だと思うことをしゃべらせたいときには有効なんでしょうが、正しい情報を引き出したいときはむしろ友好的に接したほうが正しい情報を引き出す確率が高いらしいです。

2 報告には地雷がつきものです

尋問の後、オットー卿に結果を報告します。

ここで選べるのは、セミンについての報告です。セミンのオルダの話をフォンベルゴーにするか否か。初見では、セミンの人たちを大層気に入っているヘンリー君(と憑依しているプレイヤー)は迷わず、嘘をつきました。

これで、「必要悪」のクエストは終わりました。この後、宴会に出席すると怒涛のメインクエスト進行が始まります。もう、目が離せない。うっかりと夜遅くまでやってしまい、次の日に支障が……

3 こんなに短いはずがないだろう。ここからが本番です

まぁ、拷問は必要悪だけど、説得で終わったし。このクエスト、あっさり終わったな。などと、一回目プレイで思っていました。そのあとの展開に夢中で、分岐を見逃していました。

この必要悪のクエストがもっと長い物であったことを知ったのは、後になってからです。

情報を見ているとチラホラと危険な言葉を見かけました。「セミンの焼き討ち」という物騒な言葉です。物語を楽しむために最低限の情報しか見ないようにしようとは思っていました。でも、これだけ重要なイベントは嫌でも界隈で噂になりますよね。

4 個人的には避けれてよかったイベントです

1 悲劇を避けるポイントです

この焼き討ちイベントを避けるための条件は以下のようです。

・ネバコフ砦でヤロミール卿と話をする。(前回のクエスト「再び騎乗へ」参照)

・ネバコフ砦から帰った後の会話で、セミンの話をしない。そして、尋問後オルダのことは黙っておく。

ここ、重要です。運命の分かれ道の条件の一つとなっています。

・あるいは、オルダが結婚式の後消えた話を前クエストで話した後、その情報を尋問後の会話で否定する(会話チェックあり)

これ以外の選択肢のとき、城伯のハシェクと一緒にセミンに遠征することになります。

嫌なイベントの始まりです。

これ、本当に一回目に回避することができてよかった。回避していなければ、多大なトラウマを残していたことでしょう。

2 最初のときは神がセミンに味方をしました(セミン卿に味方する)

道中はハシェクと比較的和やかに会話ができているのですが、ハシェク卿はヤル気満々です。多くの部下を亡くした彼は復讐心に燃えています。

ハシェクとの短い旅は見ての通り、かなり力が入ったムービーです。普段だったら、胸が高鳴る場面なのですが……

セミンに着くとイベントが発生し、ハシェクとセミン卿の会話になります。そして、最終的にどちらにつくか決めることになります。

動画を作ろうと考えていたので、泣く泣く両方をやってみることにしました。セミン卿の側に立てば、ハシェクとその部下を皆殺しにすることになります。

殺した後に、セミン卿たちは逃亡し、ヘンリー君はカポン卿と言い訳を考えることになります。

そして、ハシェクの側に立てば……

と、ここで神の意志(バグ)が降臨しました。最後までハシェクの側に立った動画をとろうと思っていたのですが、どこかのタイミングで必ず「裏切り者」といわれて衛兵に攻撃されます。あれ? おかしいな? 

何回かやってみて、オルダ君最後の台詞を見るところまでは行ったのですが、なぜか、毎回ハシェクが襲ってきます。ええ? 我慢したんだよ? 下っ端の人たちが切り殺されても、厩番が水につけられても、アグネスさんが殺されても、黙って見逃したんだよ。

外では、ヘンリー助けて、とハンス君が叫んでるし? なに? これは?

セミン愛が何らかの数値に反映された仕様なのか、大いなる神の意志(バグ)なのか、不明です。(多分、バグです)まぁ、いいか。どうせ、消す世界線だしね。

なんとか、セミン卿とオルダは助けました。でも、セミン遠征のルートではセミン砦は消滅します。セミン側についても、ハシェク側についても、あの穏やかなセミン砦の日々は消えてしまいます。もう、泣きたいです。

早めに介入すれば、それだけセミン砦の人たちが生き残ることができます(たぶん)。フシクレ隊長とかツマ隊長とか。

おのれ、フォンベルゴー……許さん。本当に残念なことに、彼は史実の人なので、暗殺することはできません。もし、できるのなら早くに芽を摘んでおきたかった。それこそ、必要悪というのでは?

3 精神がゴリゴリと削れる音がします(ハシェクに味方をする)

さて、動画を作るにあたって再びハシェクに味方する編をプレイ。今回は神の意思が入ることもなく、完了……

えぐいわ。これ、ついついハシェクの兵を止めたくなるよね。アグネスさんを襲っている兵隊には殺意しかないわ。我慢したけど。

女であっても容赦しません。もう、ひどい……子供がいないゲームでよかった

何度も、ハシェクを裏切れという無言の圧力を感じました。おそらく製作チームの人たちが、セミン砦の人たちは救うけれどセミン砦は燃えるというのを正史としてとらえているのかもしれないと思いました。

もちろん、セミンの平和な生活は守りたいです。ただ、あとのシナリオも考えると、セミン砦を燃やすことでヘンリー君に手を汚させるほうが流れとしてはしっくりとくる。ゲーム中で、戦争は汚い仕事だ、という言葉も繰り返し、繰り返し、使っていますしね。復讐に燃えるハシェクのしたことは鬼畜の所業だけれど、実はヘンリー君も同じ感情を心の中ではぐくんでいます。冷静に第三者の立場で見れば、ハシェクとヘンリー君の想いのどこが違うというのか。どんなに主人公が正義を強調して復讐を正当化しても、肯定されないモヤモヤがはっきりとしているので、やはりこの作品好きですわ。

 4 報告次第では処刑エンドらしいです。(伝聞)

ハシェクを殺した場合、フォンベルゴーに嘘の報告をすることになります。本当のことをいってしまうと、そこでゲームオーバーになるみたいです。処刑エンドですね。もう、そんなものは見たくないのでスルーしてしまいました。ひどい物語で胸が痛いよ。ごめん、興味のある人、やってみて。

ちなみに、報告ですが、ハンス君にしゃべらせておくと、何とかなります。ハンス卿は腐っても貴族、こういう方便は得意です。

そのあとに、「勝利のために!」というクエストが始まります。このクエストの始まりである宴会に出ると、しばらく自由行動ができなくなります。

なので、トロスキ―地方編での最後の自由行動を心ゆくまで楽しみましょう。

この通り平和なセミンではみんな生きています。(クリア後里帰りした時のデータ)

とにかく、うちのセーブデータではセミン砦は不滅です。オルダ君とアグネスさん、夫婦間でごたごたともめてくれ。それも平和のうちです

キングダムカム・デリバランスII/PS5/ELJM30464/【CEROレーティング「Z」(18歳以上のみ対象)】

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