1 若様、その行為はいけません

まだまだチュートリアルが続きます。
キングダムカムデリバランス2、今作のボリュームは半端ないです。
今回のレッスンは忍び歩きでした。
忍び歩き……隠密行動には欠かせない歩き方です。盗みに入るときも、暗殺をするときも、殺伐とした中世ボヘミアで生き残るためには欠かせない技術でございます。
その最初のレッスンが、のぞき、です。
流石はカポン君、女に関することにはがぜんやる気を出します。頭の中は女と酒でできているといっても過言ではありません。こんな人物が重要キャラクターなので、18禁ゲームとして指定されるわけですね。
ところで、カポンのモデルになった人物(Jan Ptáček of Pirkštejn)は1388年生まれ。この時点が1403年だからなんと15才です。
ちょっと(だいぶ)老けていますが、15才。現代日本ではまだ高校、下手をすれば中学生です。
いいのか。こんなエロガキが領主(候補)で……
史実のJan君もいろいろとあった人物らしく、正式な領主になったのは1412年のようです。この時点から9年後ですね。それまで前作の通りハヌシュ卿が後継人を務めていたようです。現実のハヌシュ卿もエロガキに頭を痛めていたのでしょう。
ちなみに、史実のJan君には1304年に息子が誕生しています……ひょっとしてこれからの展開でそういう物語が出てくるのかな……
2 天国の先には地獄が待っている?
しかし、この後の展開を考えると、カポン君の軽犯罪行為がヘンリー君の命を救ったということになります。
なんだか……ねぇ。せっかく楽しく旅に出たのに、いい人たちだったのに、あっさり……です。前作のスカリッツといい、今作といい、人の命が軽い時代ですね。
そのあとも隠密行動のレッスンが行われます。武器(服も)を身に着けていないので、こそこそと逃げるしか手がありません。最初は、ハンス君の後をついて行くだけの簡単なミッションと思いきや……
オカメはあっという間に死んでしまいました。早速の初デスです。
一瞬、脳裏にスカリッツからの脱出場面が頭をよぎりました。馬になど乗ったことがないオカメは危うくあそこでゲームをリタイアするところでした。
幸いにも今作では、3デス、4デスくらいで、コツをつかみ、スカリッツの悪夢を繰り返すことはありませんでしたが、危なかった。
慣れれば何ということのないマップです。奴らの動きさえ、覚えてしまったら何ということもありません。しかし、初見でオカメパニックを起こしてしまうとあっさり死にます。
それにカポン君の命令に従わず、さっさと先に進むとワープしたカポン君と何事もなく再会できました。エロ領主の命令はまじめに聞いていては駄目ということですね。
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