セミンでの冒険がひと段落したので、下セミンにある粉屋に行きました。セミンの村から西に向かえばがけ下に見えるひときわ大きな建物です。小さな村といっていいかもしれません。
1 闇の世界を取り仕切る組織です。必須技能を教えてくれます
ところで、粉屋といえば、あれです。地方の闇ネットワークを仕切る、ちょい悪の組織です。
前回もそこでヘンリー君は様々なこの世界を生き抜く技術を習得しました。
鍵開けとか、すりとか、後ろから失神させる技とか……
これ、習わなくてもたぶんやっていれば上がると思うのです。ただ、スキルレベルが上がらないと成功率が低い。
前回さんざんロックピックの腕を上げたうちのヘンリー君でさえ、最初は一番簡単な箱ですら指が震えてうまく開けられませんでした。

そして、ばれるとペナルティがひどい。特に序盤、罰金を払えと言われても金を一銭も持っていないことも……お金がないから、犯罪に走ったんだよ。理解して、といってもこの世界容赦ありません。それこそ再びさらし台行きです。
そんな必要かつ危険な技を安全に練習できる場所が、この粉屋です。
2メインクエストが進む舞台です
そして、鍛冶屋と並んで二大メインクエストのうちの片方になります。それを進めてくれるのが、粉屋の主人クレイズル先生です。
前の粉屋のペシェク叔父も偏屈な人でしたが、下セミンの粉屋クレイズルも別の意味で変な人です。辺鄙な場所にいる世捨て人のような。
とにかく、ここで窃盗術と隠密術の基本を教えてもらいたい。
1 荷物運びは仕事の基本です
でも、その前に……また荷物運びです。この世界、どれだけ袋を運ばせるのが好きなのでしょう。ありとあらゆる場所でまず仕事といえば、重い荷物運び。
運ぶものはいろいろですが。粉とか、もみ殻とか、人とか、死体とか……
ここでは怪しい小さな玉を運ぶことになります。

時代の状況的に、銃弾??? と思ったのですが、この粉屋、口を割りません。
思わせぶりなことをいいながら、のらりくらりとヘンリー君の追及をかわします。
突っ込みすぎると機嫌を損ねる困った性格の人です。
2 なんだかんだ、技術の習得が始まります。
それから、ようやく、粉屋の修行(意味深)が始まります。先生になってくれるのはヘンデル君と箱です。
今回もあります。納屋に鍵開け練習用の箱が。前回と同じく、鍵開けはもうこれ以上できないというくらい繰り返します。幸いにも箱の中にも外にもロックピックがあるので、十分練習できます。
次はヘンデル先生からスリとテイクアウトの練習です。これが意外に難しい。彼ならまだしも、他の人に仕掛けるとすぐにばれてしまうのでこれも繰り返しです。うーむ。
3 素手の格闘も娯楽の一つ?
この下セミンの製粉所では、結婚式に行くためのメインクエストBが進行するほかにもう一つ、ジェレイオフの宿でのファイトクラブイベントの前哨戦が行われています。
スリとノックアウトの先生だったヘンゼルと、マリク、ヴィラ。
この三人と戦って勝てば、晴れてジェレイオフのファイトクラブに名乗りを上げることができます。
まずは最弱のヘンデル先生に挑みます。

たかが殴り合いで真っ赤な画面……修行が足りませんでした。
もっと強くなってから挑戦することにします。そろそろ、トムキャット先生のところに向かわないといけないですね。
3 メインクエスト 第一資料
粉運びの後、晴れて弟子となったヘンリー君、クレイズル先生から任務を受けます。
彼の弟子、ジネクがうっかり奪われてしまった「ヘルメス・トリスメギストスの提案書」をトロスコウイッツの役場から取り戻してくるという任務です。
……いきなり難易度が高いですね。あそこは衛士の詰め所でもあったはず。
衛士相手の盗みなんて、見つかったら一発アウトな任務じゃないですか。
1 資料を取り返しに行くにも手順が重要です。
・ジネクから話を聞く。
・ジェレイオフの風呂屋に預けてある(??)服を手に入れる。
それから、トロスコウイッツの役場にそのヘルメストリメギストスとやらを取り戻しに行く。
これが任務の手順です。
いきなりの窃盗がらみの任務か……前作の苦労が頭の中でちらちらしますけれど、しかたない。まずはジネクに話を聞きに行きます。彼がトロスコウイッツで逮捕されたから、「ヘルメス~」が没収されたのです。

ジネクの没収されたものは役場の地下牢にあるそうです。鍵付きの箱の中に。そして、その鍵はこれまたジネクが閉じ込められていた牢屋にあるらしい。トロスコウイッツの地下牢に潜り込まなければならないですね。面倒な。
2 泥棒には衣装も必要です
そして、ジェレイオフの浴場に預けた洋服は……199G??? 遣りて婆のドロシーさん、強欲です。こんなにゴールドを払うなら、もっと違う手段をとらせていただきます。

というわけで、こそこそと忍び込み、服をゲット。泥棒用の衣装って、揃えるのが結構大変です。防御力を重視するとノイズが上がるし、暗めの色にすると魅力が下がったりします。今回、3つの衣装をプリセットできる機能ができて助かっています。
ただ時々、服を買えるのを忘れて、泥棒用の衣装で戦ってしまいます。戦闘中は衣装が変えられないので、一撃で骸骨が躍る場面に直行……防御力の高くて音のしない服はどこかにないかな?
3 準備を整えて、強行します。
さて服も揃ったところで、トロスコウイッツの地下牢に潜入です。厄介なことに裏の階段のところに番兵が立って寝ずの番をしていました。何度か相手をノックアウトすることに失敗。鍵をするのにも失敗。こちらの力不足のようです。うーむ。
これは表から衛士の部屋を抜けて、地下に行くか、とも思ったのですが。衛士のいない側から飛び込んだら簡単に地下室に入れました。
こそこそと地下牢を漁って、ジネクの鍵を見つけ、宝箱を開錠。中身はごっそりいただいて行きます。

後は衛兵のいる部屋を忍び足で通り過ぎて、ついでに役所のスキル本をいただいて、宿屋の裏口から抜けて、馬上の人となりました。
(欲を出して衛兵からすろうとしたら、見つかって袋叩きにあいました。はい、ロード)
スキルレベルが低いうちは無理をしないほうがいいですね。たいしたパークも持っていませんからね。
4 アンパン〇ンは偉大な作品です
苦労して手に入れた本。クレイズル先生は夢中です。
彼の研究について尋ねると、粉屋で働くゴーレムを作るというのです。小麦粉で……
小麦粉でできた、発酵したゴーレム……
これだけ聞けば日本人なら100パーセント、こう思うでしょう。
クレイズル、おまえ、ジャムおじさんだったのか……

全然顔かたちが似ていませんが、彼の頭の中はヤナセ先生に似ているようです。粉屋の仕事を手伝う心優しいパン人間を作る、それは素晴らしい。きっと彼はボヘミアに愛と平和をもたらすことでしょう。オカメの頭の中はすでに〇ンパンマンマーチが鳴り響いています。
さて、クレイドル先生は大まじめでアンパ〇マンの命の源は塩硝だと言い張るのです。ちがうよ、クレイドル先生、ア〇パンマンの命の源は餡子だよ。餡子が中世ボヘミアにあるかすら知りませんが。当時、大豆は栽培されていたのかな?
というわけで、今度は塩硝を取りに行く旅が始まります。
待っててね。アンパンマ〇。すぐに命を吹き込んであげるから。
愛と勇気だけが友達さ。
キングダムカム・デリバランスII/PS5/ELJM30464/【CEROレーティング「Z」(18歳以上のみ対象)】 | ||||
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