キングダムカムデリバランスをやってみた　７　ようやくメインクエスト

　メインシナリオを進めました。

　ようやく、ラジク卿のところへ出頭します。ラジク卿、自領の民は浮浪者生活をしているのにお城をもらって歓待されています。さすがはお貴族様。

　それに付き従う兵士たちもみないい暮らしをしている、のか？

　表面上は確かに敬われていますけれど、周りは厄介者だと思っているみたい。それはスカリッツの町の人たちも同じだけれど、ね。

　この城の内装、本当にきれいです。中世の城というとごつごつとした岩づくりで、寒そうと思っていたのですが、きれいに漆喰がぬってあって絵が描いてあります。毛皮とか引いたら暮らしやすそう。参考にしよう。

　料理もきちんとしたものが出されています。やはりお貴族様だな。そのあたりの炊き出し鍋に、スプーンを突っ込んでいるヘンリー君とはわけが違うぞ。なかなかに豪華そう。今のように使いやすいキッチンではなかっただろうから、ここまで作るのは大変だっただろうと思います。火の調整とか絶対難しかったはずだ。

　そこで、ラジク卿の部下見習いに任命されたヘンリー君。まず衛士見習いからです。

　衛士といえば、逮捕されるは、職質されるわ、いい思い出がない方々ですが、ちゃんとした職業なんだね。

　まず、バーナード隊長による戦闘訓練も行われます。これであらかたの基本動作を身に着けることができるようになっていたのですね。弓の修練もしてくれるしね。ラジク卿のところで出会った、貴族の坊ちゃまカポン君がちょっかいを出してくるのはご愛敬。いきなり戦えというけれど、勝てるわけがなかった。負けたから金を払えと言われてもほとんど手持ちの金がありません。やれやれ。

　それから町の執行官のところへ報告。そのあと、武器や防具の支給を受けに行きます。ふむふむ、町を囲む外壁の中に倉庫があるのか。で、渡されたのはこん棒…

　ドラクエがヒノキの棒から始まるのはこの辺りの風習から来たものなのか。確かに一番手っ取り早い武器だ。こん棒…。

　気を取り直して、衛兵仲間を探しに教会のあたりに行きます。彼は親切に街を案内してくれるよ。

　というか、このクエストを行うことで、ラッタイの町案内をしてくれるようになっていたのではないだろうか。そんなこととは知らずに、別のイベントを進めて、散々迷ってしまいました。チュートリアルクエストはさっさと終わらせておくべきですね。反省。

　やがて、酒場についてカポン坊ちゃまと再会。この人も史実の人らしい。最初からヘンリー君とそりが合わなかった坊ちゃまです。ついつい殴り合いをしてしまったぞ。

　当然のことながら、そこへ乗り込んできた後継人のハヌシュ卿に二人で狩りに行けという罰ゲームを与えられます。

　次の朝早く、練兵場で坊ちゃまと待ち合わせ。ハポン君は馬だけど、ヘンリー君は歩きだよ。

　これが悪役令嬢ものとかだったら、私の後についてきなさい、オホホホホ、と全力で馬を走らせるところなのだけれど、カポン君、ちゃんとヘンリーに合わせて馬を歩かせてくれます。

　おまけに昨日のことをきちんと謝っている。実はすごくいいやつというあれな設定ですか？　ウサギ狩り競争をして一匹しか取れていないのにお金を１００Gもくれたよ。単に世間知らずな坊ちゃんなだけ？

　そうこうしているうちに、イノシシを狩りたいなどと無茶を言い出す坊ちゃん。逃げ出したイノシシを追ってどこかへ消えてしまいます。

　坊ちゃん、どこ？？　ここでも森をさまよいます。森は怖いよ。どこを歩いているのかすぐにわからなくなります。

　なんと、カポン君、クマン人につかまっていました。初回ではいきなりダッシュで敵野営地に遭遇したので、クマン人に瞬殺されました。何が起こったのかわからないうちに終わりました。

　次に、忍び寄ろうとしたのですが、あっけなく見つかって、また殺されました。戦闘では勝てないみたい。

　仕方ない、これは夜襲しかない。夜、相手が寝るのを見計らって、突撃……

　幸いにも相手は鎧兜をつけていないよ。あっという間にどこからか武器を持ち出してきたのはご愛敬。ボカボカ殴って、一人殺して、もう一人は降参させます。本当に戦闘はドキドキします。言葉通じないから、口だけじゃぁ撃退できないよね。

　それから、カポン君を開放。

　すると、なんとトロフィー心の友をもらえました。どうやらカポン君はイケメンジャイアンみたいです。