スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け

日記

スターウォーズの新作を見に行きました。

旧作は何度も見返しているほど好きな映画でした。

公開当日は身に行けなかったけれど、どんなものなのか知りたくて、ついつい禁断のネタバレサイトを開いてしまったのです。

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なんてこった…駄作とか、屑だとか、刺激的な言葉しか飛び込んできません。いや、よかったという感想もあるみたいなのですが、ネガティブな言葉が刺激的過ぎてもう。

いいんだ。あれは別世界の話なんだ。これはディズニーのスターウォーズであって、旧三部作とは世界線が違うんだ。

そう心に決めて、見に行きました。

結果として、突っ込みどころ満載だけど、楽しい映画だった。です。

この映画単体でみたら、ということですけれど。

冒頭から銀河皇帝様がよみがえっておられたのですけれど、これも事前情報で知っていたから衝撃はありませんでした。ああ、なるほど、初見で見た人からはクレームが来るわという感じです。

何よりも軽快な物語の運び方とかアクションシーンはものすごく楽しめました。絶対に主人公側はケガをしないし、無事だということが分かっているので、心臓がバクバクすることもなく楽しめます。このところ進めているゲームなどと比べると、ストレス度が二けたくらい違います。

いいですね。フォースによって強化されて肉体は。どんなに強化しても、多人数だとぼこぼこにされるゲーム体験を積み重ねてきた結果、一対多数でも安心して見られる映画はありがたい。主人公無双。これですね。

話も王道で、泣かせるところは泣かせてきます。今回カイロ・レン、いい演技をしていたと思います。悪になり切れなくて、お母さんの呼びかけについつい反応してしまうところなど、とてもかわいい。人間味あふれていていい感じです。

レイア姫役のキャリー・フィッシャー、スクリーンでは生き生きとよみがえって泣けました。映画から彼女の死を悼むキャストやスタッフの気持ちが伝わってきました。エンドロールでも一番先に名前が出ていました。もう少し、彼女の姿を見ていたかったと思うのは観客も同じです。この映画は彼女にささげられた映画でもあるのですね。

レンもいい感じです。けなげで必死でほんとうにいい子です。この強さを持っていたら銀河皇帝も勝てないわとどこか思わせるしなやかさを感じました。

最後は大団円で終わるし、単体の映画としてはよかったんじゃないという感想です。

ただ、たたかれる要素も多いと思います。スターウォーズのディープな人であればあるほど、不満が多いのではないでしょうか。愛の裏返しなんでしょうけれど。

旧三部作の後にタケノコのようにできていた小説群をすべてなかったものにして、作った今回のディズニースターウォーズですが、はっきり言って三部作というのにはまとまりを欠いていたと思います。

一番違和感があったのが、レイの出自。前作で行ったことが見事にひっくり返されている。第二作目の誰の血を引くわけでもない、新しいフォースの使い手という概念は違和感がありました。前の6部作すべてを否定されたような気がしたのです。あの6部作は一つの家族の物語でしたから。でも、例のあの設定や展開はスカイウォーカー家の消滅を予感させるものでした。できれば慣れ親しんだスカイウォーカー家並びにその周りの人たちの物語であってほしかった。彼らの消えていく姿はとてもさみしい。

しかし、いったん決めた設定を変えるというのなら伏線を貼るなり何なりとしてほしかった。仮にも三部作を銘打っているのだから、話の整合性は欲しい。

前の話のラストで出てきた子供たちはどこへ行ったのでしょうか? 登場人物たちもなんだか通しての筋を欠いているような気がします。前作であれだけ目立っていたローズはどこへ行ったのか? もう一人詐欺師みたいなおっさんは? 8作で活躍した人がモブに戻っている。

それに新しい家族の物語を作ろうとしているのに、また、古い家族を引っ張り出してきていました。前作あれだけフォースは血筋とは関係ないといっておきながら結局それかい、という感じがします。フォースの定義も微妙に変わってる?

おそらくはいろいろな事情で基本路線が変わってしまったのではないか、そんな現実が透けて見えます。

もっとも、もともとスターウォーズは結構ゆるい路線の話でした。がちがちの科学で固めたSFではなく、スペースオペラ。そう、頭で考えるのではなくて、感じるものなのです。

フォースを感じるんだ。

突っ込みどころ満載の話といえばそうですけれど、楽しくて後味も悪くなかったので、よかったと思います。

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」最後の予告篇 世界同時解禁

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