1 金ではなくて銀
休の間すっかりボヘミア地方に旅立っていました。休みの日は、旅がはかどっていいですね。なんというか、廃人ちょっと手前の生活になってしまいましたけれど。
メインクエスト 煌めくものです。両方ともスカリッツ周辺が舞台になっています。
煌めくものの原題は“All that Glitters”、 All that glitters is not gold(輝くものはすべて金ではない)ということわざから来ているそうです。この話の場合は金ではなくて、銀ですけど。スカリッツ、銀山なので。
本当は、メインは(時限イベントが怖いので)おいてほかのクエストをやろうと思っていたのですけれど、うっかりロブナの十字路というところを通ってしまってイベントが強制的に始まってしまったのでした。やれやれ。
2 始まりはロブナから
ロブナの十字路といいますけれど、正確にはロブナの廃墟とプレビスラヴィッツを結ぶ道沿いにある十字路です。片方は炭焼き小屋に通じているところです。
十字路に行ってみたものの一足遅く(というかファストトラベルで通り過ぎただけ…)、手掛かりになる男はすでに殺されていました。現場に残された血痕をたどっていくヘンリー君。生存者が炭焼き小屋の奥にかくまわれている模様。
とそこに、襲撃者が。ひげを蓄えた髪の白いおじ様騎士です。いいねぇ。こういう渋い人が出てくると嬉しいよ。おじさん、偽銀貨の袋を抱えて逃走。後を追えというクエストの指示が出ますが……おじさん、どこに消えたんだ。読み込みが遅いせいでしょうか。どちらに行ったのかもわからないのですけれど。何度やっても失敗するので、あきらめました。
ササウでおじさんを見つけるぞ。
ササウの修道院近くの宿屋でおじさん、のんきにビールを飲んでいるぞ。柳の木の下で会おうとか言って、決闘でもする気でしょうか。うん、目撃者は殺せ、でした。
ここは口八丁のヘンリー君、話術でおじさまを丸め込みます。とりあえずの協力関係を構築することに成功。今まで、いいわけで乗り切ってきただけのことはあります。うちのヘンリー君は話術のスキルが高いです。
ラジク卿の配下のマスターファイファーに書類を見せてくれと老騎士ウルリッヒに頼まれたのでお使いだよ。それはそうと、マスターファイファーって誰やねん。そんな名前の人はスカリッツにいたかな。
いました。あって思い出しました。ラジク卿と一緒に砦に住んでた人。あの人、スカリッツの人だったんだ。それにしては外の難民連中とは偉く待遇が違う。技能枠難民といったところでしょうか。文字が読めて、かける人って当時は重宝されていたんだね。科学知識も持っているみたいだし、学のないヘンリー君には何のことやらです。
3 原材料は銅と水銀
ともかく銅と水銀を調査することになります。また、ササウだよ。この辺りではラッタイに次ぐ第二の都市なので、話に絡んできますね。
銅はあちこち聞き込みをして回っているうちに修道院の中にある鍛冶屋のザックが怪しいという結論になりました。彼は、シバの剣のかけらも持っているし、プリ村にも移住してくれる候補なので、なかなかに重要な人物です。
水銀のほうは、修道院の外に住んでいる監督官の補佐を締め上げるとあっさりと取引していることをゲロりました。ササウの上に定期的に取引する場所があるって?
ウルリッヒに話すと、彼は急いで取引現場に向かいます。裸同然で…
いや、夜に話しかけたのが悪かったんだよ。でも、寝ていても情報を話すと飛び起きて、走り出したんだもの。こちらのほうがびっくりしたよ。裸のまま、馬に乗って、血気盛んなウルリッヒさん、現場に乗り込みます。
……後を追って着いた時にはウルリッヒさん、やられてました。そりゃぁ、剣も持たずに素手で盗賊にケンカを売ったんだもん。いくら弱い奴でも、素手では勝てません。
重要なNPCかと思い、生き返るのを待ってみたのですが、死んでいました……
いかん。これは時間を巻き戻そう。
今度はちゃんとおぜん立てをして、盗賊たちを追い払ってからウルリッヒさんを呼びました。やはり、下着一枚で走っていきます。うーん。
さるお方のスパイということでできる知性派かと思いきや、思い切り脳筋キャラでした。
4 怪しげな決闘
ザックのほうは、とりあえず、シバの剣のかけらを盗もうと忍び込みました。苦手な隠密行動を何とかこなして、家から出ると人影が…ザックさん、修道院のほうへ歩いていきます。ばれたかと思ったのですが、どうも通常行動のようです。後をつけていくと、仕事場に戻って、こっそり残業を始めました。
現場を押さえるのが大切ですね。彼もあっさり銅の精錬をしていたことをゲロりました。
闇の仕事はやめる。でも情報を渡す前に力を貸してくれと持ち掛けられます。
彼とササウの町の中央に住む鎧職人オータは仲が悪いのです。息子に店を譲ってやってほしいというザックの頼みをオータが断ったかららしいのですが、プリ村に誘ってもこの件があってずっと断られていたのです。頼みは、息子の作った鎧を着てオータとこん棒で勝負してくれということ。鎧職人としてどちらが上かをみんなに見せるのだそうです。
相手のオータも、町の執行官もノリノリだよ。町の人たちもイベントが起こったと、楽しみに見ているよ。ちなみに、オータ側についてザックを負けさせることもできるそうです。そうすると、プリムラにオータが来るらしい。
でも、銅の情報が欲しいからね。ヘンリー君、当然ザック側につきました。相手は店の主人自らが鎧を着て現れます。さすがに負ける気はしませんね。
快勝。
こうして、情報を手に入れると、ファイファーおじさんがササウまで出張です。読み書きができるというのは素晴らしいことです。こうして、どこの町でもすぐに仕事が与えられるのだから。彼からの情報で、装飾師にしか贋金の金型は作れないという話になりました。
5 誘拐事件
調べてみると、装飾師(ステファニー様の時にお世話になった人)の弟子フロリアンが最近怪しいとのこと。
家に押しかけて聞いてみると、彼は恋人を誘拐されて脅されているといわれます。わかったよ。助けてくるよ。スカリッツ鉱山のほうらしいです。いやなお使いですね。絶対敵が強いって。
苦労して、聞き出したのはラポタという男の名前。彼はフロリアンをストーカーしているそうです。あ、あの男ね。心当たりがあります。壁にもたれかかって何をするわけでもなくただ立っている名前付きのキャラ。うん。そういうことか。
職質すると、逃げ出しました。すぐに捕まえるとあっさり黒幕を吐きます。
このゲーム、本当にみんな、すぐにお話ししてくれます。隠していても仕方がないというか、隠していると無茶苦茶痛い目に合うという時代背景があるのかな。ラポタも恩があるといいながらあっさり話してくれるよ。
通貨偽造のボスはイェゼク卿とかいう元貴族でした。無実の罪で、故郷を追われたのだって。その人を助けて旅をしていたのがラポタらしいよ。あっさりはいた割には、忠義を裏切った自分を殺せとか、うーん、まぁ、用がないからどこかへ行ってくれ。
6 贋金づくりの犯人を捕まえろ
ウルリッヒさんに恐る恐る話しかけてから、目的地に向かいます。彼は相変わらず、下着姿で見張りをしていました。このまま、下着姿で敵のアジト(絶対戦闘になる)に突っ込んでいくのではないかと心配していましたが、ファストトラベルの後どこからか調達した鎧を着ていた、ウルリッヒさん。安心したのもここまででした。
突撃―――とばかりに剣を抜いて走っていきます。やめて―――そっちは敵がいっぱいよ。
そんなことはお構いなしです。
5人くらい敵がいたでしょうか。後にはウルリッヒさんの無残な死体が……
時間遡行を開始します。
あらかじめ、敵を排除しておいてからウルリッヒさんを呼びに行きます。
あいかわらず、突撃をかますウルリッヒさん。
中の敵を排除しているうちにいつの間にかどんどん奥に入っていきます。そのあたりに死体が転がっているのではないかと危惧していたのですが、大丈夫でした。
ボスのイェゼク卿は、筋肉に頼る人ではなかったようなので、なんと戦闘相手はウルリッヒさんです。みんな、やれって言われてるんだよぉ、といわれても、ねぇ。
忠義忠義という割にはあっさりとヘンリー君の口車に乗ったウルリッヒさん。またどこかへ旅立っていきます。 正直、誰が誰の下についているのか、こちらの頭には何も入ってきません。きっと当時の事情に詳しい人が見たらムフフと楽しめる系のイベントなのでしょう 。
だれかお勧めの本を教えてください。
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